「週5日働けない」-将来への希望
こんにちは!
管理人ぺち、ことちひろです。
今日はまるで慢性疲労のような症状で
「週5日も働けるわけがない」
と、将来に絶望している人、また家族に向けて、少しでも希望になればと記事を書きます。
我が子のため、作業所の建設を訴える親御さんへ
作業所建設ってお金がかかります。
それでも我が子の就職先を見つけるためにと作業所の建設に向けて頑張っている方、たくさん見てきました。
ですが、作業所の建設ってどれくらいお金がかかるのでしょうか?
100万はかかるそうです。
ぺちの住んでいる市の方針は作業所の建設に意欲的とは言い難くなりました。
作業所を立ち上げて、我が子は好きでもない仕事、能力を発揮できない単純作業に押し込められるのは、凸凹の激しい発達障害の子に向いているのでしょうか?
そして、作業所といえど、やはり週5日労働…。
休みをとりながら働くことになります。
休んでいることへの罪悪感、責任を放棄していることへの罪悪感…。
こんな状態では達成感は生まれません。
「じゃあ、どうすればいいんだ!」
と言いたくなりますよね。
そこで、ぺちは一例として、フリーランスという働き方を提案します。
その考えに至った経緯と思いを、ぺちが姉と立ち上げた「ツインアスピーズ」という活動のホームページから抜粋しますね。
どうやって社会にでるんだろう?
「やばい、このままじゃ食べていけない」
この不安と焦りはいつも私たちの胸にありました。
ちあき「人とうまく話せない…!」
ちひろ「週5日も動けない…!」
ASDのコミュニケーション難の特性が強いちあきと、ADHDと切り替え難、それによる2次障害でほとんど臥せっているちひろ。
このままだと働けない…!食べていけない…!
就職に絶望しか感じれなかった私たちは、長いこと考えました。就職しなきゃいいじゃない
そして「ツインアスピーズ」結成にいたりました。私たちのパフォーマンスをあたたかく、歓声をあげながら観てくれた身近な人たちには感謝でいっぱいです。
障害者だから、定型発達の人と同じことができない…だからって劣ってるわけではないと思っています。
できないことを気にして足並みをそろえようと考えるのではなくて、できることに注目して、そこを伸ばして、その能力を発揮していけばいいんだと思います。
理想論だという方もいらっしゃるかもしれません。ですが、わたしたちはそれしかできないんです。得意じゃないことを伸ばそうと躍起になっても、同じだけ努力したら得意なことの方が伸びがいいです。
これはだれにでも当てはまることだと思います。そして、私たち障害者はこれが顕著です。少なくとも私たち2人はそうでした。得意なことで社会に出よう!
私たちがこの活動を通して感じてもらいたいことの一つです。
フリーランスとして働く最低限の初期費用はすごく少ないです。
ホームページ制作は無料のものを借りて自分たちで制作しました。
そして、必要だろう名刺、チラシなど。
ツインアスピーズが依頼して実際にかかった費用は、
- 名刺200枚………………6000円
- チラシ200枚……………16000円
でした。
ツインアスピーズの活動は障害者施設を中心に行われるので、障害者の入所施設がある福祉グループの印刷会社さんに頼みました。
最安値を探せば他にもありますし、名刺に至っては自分で作ることも可能です。
色々な働き方
そもそも、「働く」という可能性が考えられる時点でフリーランスを視野に入れていいと思います。
障害者団体や親の会などを仲介に頼むこともできますし、本人が苦手とする作業は手伝ってあげればいいのです。
作業所建設、いい作業所を探しているエネルギーを、我が子の好きなことを手伝うエネルギーにすればいいのです。
うまくいくかわからない?
作業所だって近年つぶれるところは多いですし、本人に入ってくるお金も多くはないでしょう。
金銭面で考えるなら、ちょっと奮発した買い物をした、程度の出費でフリーランスとして活動できます。
リスクは少ないのではないでしょうか?
仮にうまくいかなかったとしても、自分で仕事を始めようとした体験はそれだけで財産になります。
もちろん、個人情報の公開などは注意する必要があります。
週5日働かない社会に立つ
仕事を新しく作る、と捉えると難しいと、敷居が高いと思っていらっしゃる方、多いと思います。
ですが、フリーランスは会社を立ち上げるのと違います。
仕事の内容にもよるでしょうが、初期費用は思ったよりかかりません。
本人の特性によっては、就職というスタイルが合う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、就職に希望が見えない方、一度、世間にはびこる、
「就職するのが当たり前」
という思い込みから脱してみてはいかがでしょうか?
障害とは社会との溝のことなんです。
生きづらさの溝。
だからこそ、社会の枠にはまってはいけないんだと思います。
枠にはまっている限り、生きづらさの溝は埋まらないと思います。
本人が順応するんじゃなくて、自分の立つ社会を順応させればいいのです。
わざわざ生きづらい社会という土俵に立つ必要はないのです。
フリーランスなんですからお休みは自分で決められます。
「週5日働けない」
というのは正確に言うと
「週5日も外出できない」
という場合がほとんどです。
働き方次第で、週5日外に出ないということは充分可能です。
挨拶
今日の記事はここまでです。
苦しい症状で困っている方、将来に不安を抱えている方、そのご家族様。
少しでも将来に希望を抱けるようになれたなら嬉しいです。
ぺちの活動
「ツインアスピーズ」
「ぺちノート」
が少しでも皆様が希望を持てるものになったら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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