障害という表記について
「障害」という表記について
ぺちノートでは「障害者」「発達障害」と表記します。
管理人ぺちは当事者なのですが、ひらがなでの表記にしている理由がむしろ差別のように感じてしまい抵抗があります。
「害」の字が障害者本人に害があるように捉えられるから「がい」にしましょう。という考えが少し首をかしげてしまうのです。
国連の「障害者の権利に関する条約」の前文、目的では以下のように記されています。
(前文)障害が、機能障害を有する者とこれらの者に対する態度及び環境による障壁との間の相互作用であって、これらの者が他の者との平等を基礎として社会に完全かつ効果的に参加することを妨げるものによって生ずることを認め、
(目的)障害者には、長期的な身体的、精神的、知的又は感覚的な機能障害であって、様々な障壁との相互作用により他の者との平等を基礎として社会に完全かつ効果的に参加することを妨げ得るものを有する者を含む。
社会との溝と戦っている人たち
ざっくりと言うと、「障害」とは障害者と社会との間に生まれるものということですね。
つまり、障害者が「害」ではなく、社会との溝こそが「害」であり、その害の影響を強く受けている人が障害者なんだということです。
社会との溝と戦っている人たちのことですね。
「障害者は害ある人達じゃねぇぞ、バカヤロー!」
ですね。
もちろん「障がい者」と記す人が悪気があるわけではないと思っています。
社会がそう捉えていると感じ、憂えた結果の苦肉の策だったのでしょう。
真剣に考えてくれたのだと思っていますし、その気持ちはぺちもうれしいです。
だからこそ、管理人の「障害者」という表記についての捉え方にも、一度考えてほしく、また、ご理解…こういう考えもあるんだと許容し、お心にとめおいていただければと思います。
それが一人の当事者としてのぺちの望みです。
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