レポートが書けない発達障害学生のための対策
こんにちは!
管理人ぺち、ことちひろです。
ぺちは、ブログで文章書いてるくせにレポートは書けませんでした!
4年制の女子大に3年間通っておいてレポートは書けないわ、出席はしないわで結局10単位も取れなかったんです。
今は通信制の学生ですが、入って1年目もろくに書けませんでした。
もちろん、いろいろ工夫はしたんですが、やっぱりうまくいかず…。
そして今から3カ月前、やっと自分なりのレポートの取り掛かり方が分かったのか、急にレポートを書きだしました。
3ヵ月で8本書けたのです!
周囲から見たらたいしたことないのかもしれませんが、管理人は感動しています!
さて、長い前置きはここまでです。
記事の内容に移ります。
計画と細分化
認知療法についての有名な本を読んでいたとき、ぐずぐず主義という先延ばし癖の言い方に出会いました。
その本では、このぐずぐず主義を克服するためのステップが5つ紹介されていました。
それらのステップを参考に、ぺちは対策を考えたので載せますね。
- レポートを書く日を決める
- 何時に始めるか決める
- 行動を細分化する
こんな感じです。
では、それぞれ説明しますね。
レポートを書く日を決める
わざわざ説明がいらないかもしれませんが言わせてください。
レポートを書く日を決めるのは大事です。
レポートの存在を知ったその瞬間に、レポートをする日を決めてもいいぐらいです。
もちろん後から予定が入ることもあるでしょう。
ですが基本的にレポートをする日、時間はしっかりと確保しておきましょう。
まる1日レポートデーにしてもいいし、1時間ずつ数日にわけてもいいです。
ただ、事前にしっかりと日時を決めておくことが大切です。
レポートをする日、レポートデーも大事な予定です。
もしどうしても、予定が入ったとしても必ず別の日をレポートデーにしてください。
ぺちはカレンダーにレポートデーの印を付けています。
何時に始めるか決める
これも1と同じ理由です。
しっかりと決めておかないと、いつの間にか時間がなくなっています。
とくに発達障害の特性で、時間の感覚がない方、先のことを考えるのが苦手な方が多くいらっしゃいます。
ぺちもそうです(;^_^A
これは目に見えないものはわからない、という特性でもあります。
これについては視覚化、見える化が重要になっています。
なので何時に始めるか、見える形に記しておきましょう。
次の細分化も目に見える形にすることが大切です。
行動を細分化する
レポートを書くという行為はいくつかのステップに分解することができます。
レポートを書く、という一つの大きなプロジェクトを小さいステップに分けることで、実際の行動の視覚化、心理的負担の軽減などの効果があります。
レポートの書き方は人それぞれでしょうし、みなさんに合った取り組み方があるでしょうから、自分なりの細分化をしてくださいね♪
……とは言っても、見本が欲しいですよね?
そこで、ぺちのレポート細分化を公開します!
※ぺちの場合、5と6の間に本の目次を書く、という行為があったりします。
あきらかに無駄なのですが、やる気をだすためだけにやってます。
目次用のノートがあります(笑)
ぺちは通信制なので、手書きの表紙が必要です。
そのために、表紙づくりステップも細分化。
メールを送信するステップまで細分化。
行動が明確になります。
一時期のぺちはもっと細かく分けていました。
ですが、構成とかあんまり考えすぎると上手くいかないタイプだったみたいです。
今は表のように「何を書くか」だけ、だいたい決めたら難しいこと考えず勢いで書いています。
視覚的刺激のカット
次に視覚的刺激のカットについてです。
「家で勉強できない」
「自分の部屋で勉強できない」
このようなことよく耳にしませんか?
ぺちはこのタイプです。
だからって外出先で勉強できるかというと、これもまた難しい。
ではどうするのか?
自宅で勉強できない理由として、刺激が多い、気が散る要因が多いという仮説を立ててみました。
そこで、卓上パーテーションのようなものがないかといろいろ探した結果、出会った商品がこちら!
「リビング学習デスクマット」です。
「それ子供用だろ!」
というツッコミが聞こえてきそうですが、大丈夫、ばれません。
ぺちは茶色のものを購入しましたが、見本に入っている時間割表などを取り除いてしまえば、ばっちりです。
使い心地もよく、ぺちはレポートを書くときはこのマットを机にセットしています。
マットと銘打ってますが、畳めるパーテーションのようなものですよ。
論文の対策
ぺちの姉が卒業論文が書けず苦しんでいたので、なんとかできないかと実験も兼ねて(?)いろいろと対策を考えました。
その結果、絶大な効果を発揮したのが、論文を目の前に用意することです。(この説明じゃわかりにくいですね)
見出しだけ書いたようなA4の紙を10枚用意するということです。
内容はなにもなくていいんです。
「見出しだけ書く」これが効果を発揮しました!
結局姉は一切手を付けていなかった論文を1カ月で提出まで持っていきました。
最初は10枚でしたがみるみる構想が膨らんだようで、最後には20枚ほどになっていたのです。す、すごい…
こんなふうな紙があるだけなんですが、用意するだけで終わりが見えるようになりますよね!
とりあえず10枚あればなんとか論文っぽくなるし、よく見てください。
何枚かはほとんど書かなくていいじゃないですか!
ほら!
表紙は言わずもがな、目次も参考文献もただのリストです。
少なくとも3枚は書かなくていい。
これは理系の卒業論文をイメージしてますが、文系でも似たようなことはできますよ。
見出しを変えればいいだけです。
章1つごとにテーマを自分で決めて小レポートを書くつもりで書くと、論文のハードルが一気に下がります(^^♪
もちろん、最初にイメージしたようにしなくていいんです。
目的は全体像を見えるようにすること、やる気になれること、ですよ。
見出しについても参考にした本がありますので参考文献として最後に紹介しますね。
いかに楽に論文を書くかということに焦点を当てた、執筆のコツについて書いてある部分はとくにおすすめです。
その他の工夫
- 楽な恰好(部屋着)に着替える
- お風呂に入ってあったまる
- 誰かと喋りながら考えをまとめる
詳しく書くほどでもないので、その他の工夫としてまとめてしまいましたが、これらすべてぺちは実行しています。
そのうち、部屋着はいいんですが、残りの2つをしなくてもレポートが書けるようになりたいですね(;^_^A
お風呂を足湯にするとか、紙に吐き出すだけで考えをまとめられるようになるとか…。
挨拶・参考文献
レポートが書けない発達障害学生のための対策、いかがでしたでしょうか?
ぺちの試行錯誤がみなさんのお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました☆
※以下、参考文献
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