ADHDの波~お薬~

2017年10月22日生きづらさと対策, 活動期・非活動期

こんにちは!
管理人ぺち、ことちひろです。

お休みデーについて具体的なお話をします。
今回はぺちがお休みデーに調節しているお薬の話です。

今回の記事は「コンサータ」を飲んでいる方に向けて、ぺちの調節についてお話しします。
その前にADHD治療薬として使用される「コンサータ」「ストラテラ」について簡単にお話しします。

ADHD治療薬

「コンサータ」
【作用1】ナルコレプシー(病的な過眠症)に使われる薬です。
【作用2】ADHDにも使われます。
[注意] 本剤は中枢神経刺激作用を有し、その作用は服用後12時間持続するため、就寝時間等を考慮し、午後の服用は避けること。

「ストラテラ」
【作用】ADHDに使われます。
〔特徴〕速効性はありません。効き方はメチルフェニデートよりゆるやかです。服用開始2週間くらいから徐々に効き始め、6~8週目で効果が安定してきます。そして、一日をとおし途切れることなく効果が持続します。

コンサータとストラテラの作用についてですが、どちらも目的である前頭前野のドパミン濃度を上げる作用をします。

ですが、コンサータの難点は側坐核と線条体のドパミン濃度も上げてしまうことで、依存・乱用に陥りやすくなります。
「ストラテラ」の方を先に勧めるお医者様が多いのはこういうことかもしれません。

ですが、ぺちは「ストラテラ」があまり効果がありませんでした。

よってぺちの飲んでいるお薬は「コンサータ」です。


飲んでいるものは仕方ない。
そんなふうに、コンサータとストラテラについて調べていたぺちはあるとき気づいたのです!

コンサータの効き目は12時間

コンサータの注意をもう一度見てください。

[注意] 本剤は中枢神経刺激作用を有し、その作用は服用後12時間持続するため、就寝時間等を考慮し、午後の服用は避けること。

今度はストラテラに注目。
ストラテラは飲み続けることで効果が出るお薬です。

一日をとおし途切れることなく効果が持続します。

と書いてありますね。

一方コンサータは服用後12時間持続
これはとん服薬に近いとも言えます。

基本的にコンサータも毎日飲むお薬として処方されますが、作用の仕方だけみればとん服薬に近いと言えるのです。

それなら、お休みデーは飲まなくてもいいんじゃない?

お医者様に尋ねたところ、コンサータを飲むことでせきたてられるような気持ちになる方もいらっしゃると聞きました。

それは活動期の焦りを増幅させて休めないという状態に陥りやすくなるのでは…?

という仮説を立てたぺちはお医者様の許可を得て、

「活動期はコンサータの量を減らす」
「お休みデーはコンサータを飲まない」

といった工夫をしました。

すると、お休みデーにお休めるようになったんですよ!


今まではお休みデーが必要だと分かってても休めなかったんです。
何かしていないと落ち着かない。

そんなうずうずするような何かがあったのが、コンサータを切ると、ぐちゃー…です。頭がぼーっとして休めるんですね!

薬か!薬だったのか!
となりましたね(笑)

もちろん、ぺちがコンサータが効いているタイプだったのは大きいでしょう。

コンサータを飲んでいる皆さんが、全員が全員お薬だけでここまで変わるとは思っていません。
ぺちの実体験を、あくまで一例として紹介しました。

挨拶

今日はお休みデーについて掘り下げた記事でした。

「これだけの工夫ではお休みデーなんてできないよ!」
という方もいらっしゃると思います。

ぺちもそう思います(真顔)

今後もお休みデーについて掘り下げていこうと思っています。
今後とも、ぺちノートをよろしくお願いします(^人^)

お薬については、おくすり110番サイト様を参考・引用させていただきました。

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